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伊藤健太郎、ショートフィルム制作に意欲「毎年一本作りたい」

 俳優の伊藤健太郎が22日、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル& アジア(SSFF & ASIA)2022』のクロージングオンラインイベントとして、俳優の伊藤健太郎主演、千村利光監督によるショートフィルム『お帰りなさい』が世界初公開され、伊藤、千村監督によるトークイベントがライブ配信された。

【画像】トークイベントの模様

 ショートフィルム『お帰りなさい』は、全編冬の青森県で撮影。バスケットボールに夢を抱いていた伊藤演じる大学生がトライアウト失敗をきっかけに挫折し、祖母の住む青森県へ一人旅する姿を描く。

 人々の温かさに触れ、「おれ、まだ終わってない」と心の声に向き合う主人公。学生時代、バスケをやっていた伊藤自身の姿にも重なるストーリーが生まれた背景には、伊藤自ら作品企画に携わっていたことがある。

 伊藤は「ファンクラブの方に自分がお芝居している姿を届けたくて、ショートフィルムを作ろうと思い立ちました。いろんな方から脚本を寄せてもらって、その中から僕がやりたいと思ったものを選びました」と経緯を話した。それが千村監督による脚本だった。

 「採用が決まった時の脚本は、完成した作品からみると6割くらい。残りは一緒に作り込んでいった」と、千村監督は明かす。タイトルも最初は「天体観測」だったが、途中で「お帰りなさい」に変わり、伊藤は「すごくいいな、と思いました。しっくりきた」と振り返った。

 子役のオーディションにも立会ったという伊藤。「オーディションのこっち(審査)側の席に座るのが初めてだったので、こういう感じでいつも見られていたんだ、という貴重な体験をさせていただきました」と、話していた。

 冬の青森での撮影はわずか3日間だったが、「顔も髪の毛も凍りついていました。地元の方々もびっくりするくらい寒い日で、ホワイトアウトが(SNSの)トレンドに入るほど」(伊藤)厳しい寒さに見舞われた。「それが逆に素敵な映像になって残せた。あのタイミングでしか撮れないものだった」と、出来上がった作品には大満足。「おばあちゃんとの会話も自分自身とつながる部分があったので、ナチュラルな状態でのびのび演じることができました」。

 そんな伊藤を見てきた千村監督は「つくづくフレームの中が似合う男だと思った。ため息しかでない」と、絶賛していた。また、二人は、撮影に協力してくれた地元の人たち、フィルムコミッションのスタッフへの感謝の言葉も述べていた。

 今回、ショートフィルムの企画から制作に携わり、伊藤は「すごく楽しかったし、出会いもあったので、この感覚は大事にしたいと思いました。毎年一本作りたいな、来年も一本作りたいな、と思っています。面白いものを作れたらいいなと思っているので期待していてほしい」と意欲的に語っていた。

 『SSFF & ASIA 2022』は、今月7日~ 20日まで都内複数会場およびオンライン会場で開催された。オンライン会場は今月30日まで開催中。