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『MASHING UP conference vol.5』で各企業のトップが集結 「新しいリーダーシップ像」は“マジキラ”

 ダイバーシティやインクルージョンの質を見直すべく新たな社会のあり方を考えるカンファレンス『MASHING UP conference vol.5』が19日に東京・渋谷区で開催。その中で、エール・篠田真貴子氏、一橋大学大学院経営管理研究科特任教授・江川雅子氏、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.吉本浩之氏、イーデザイン損害保険・桑原茂雄氏の登壇者4人と動画で出演のパナソニック・樋口泰行氏が「今私が考えていること。ESG経営と新しいリーダーシップ」を語り合った。

【画像】新たな社会のあり方を考えるカンファレンス『MASHING UP conference vol.5』の様子

 デジタル時代の共創型自動車保険「&e(アンディー)」を発売したことで話題のイーデザイン損害保険。その取締役社長である桑原氏は、よりCX(顧客体験)にこだわり「売上よりもCXにこだわろうと、システムをとことん顧客目線でやっていく」と、顧客の反応を第一に考えていることを説明。

 社内のガバナンスについては「“マジキラ(真面目な話を気楽にする)”を大事にしている。組織においては、何が合格点がわからない。社員みんなと気楽に話をしてそこから生まれてくるアイデアがある」と企業風土を説明。社員一人ひとりと向き合い対話することで「クルーの自由な気持ちを開放させていく。それがパーパス・ドリブン(目的、理念に導かれている様子)になる」と社員意識をより高めることにつながると説く。

 アメックス・吉本氏は、同社では社員という言葉は使わずに互いをコリーグ(colleague=同僚、同志)と呼ぶことを明かし、世界的に賃金格差の是正などに取り組んでいることを指摘。女性社員の産休・育休からの復帰率は100%であり「多様性を受け入れて平等な会社にしたい」と意欲を燃やしていた。

 また、事前インタビューVTRで出演のパナソニック・樋口氏も「ダイバーシティのパーパス(目的)を経営者が本当に理解していないといけない。そうして社員がそこに向かう規範を考えていく」との意見を述べた。一橋大学・江川氏も、各社のガバナンスを「いまの若者は、働く意義自体を考えている。会社も個人を大切にする企業でないと、社員もついていかない」と分析。

 そのほか、今回の『MASHING UP』では、コロナ禍でのビジネス、教育などの多様な分野でよりよい社会をつくるヒントがディスカッションされた。現代ならではのリモートを用いた出演など、各界の著名人がDX(デジタルトランスフォーメーション)など新たな方法論を用いたサステイナブルなイノベーションのあり方を議論。新時代のダイバーシティ&インクルージョンへの提言が行われた。